一般社団法人 関西住宅産業協会

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理事長ご挨拶

2019年 新年のご挨拶

一般社団法人 関西住宅産業協会 理事長 福井 正順

 新年明けましておめでとう御座います。平成の元号としては最後の新年です。何か感慨深いものが有ります。

 昨年の関西は自然災害に見舞われた一年でした。6月の大阪北部地震、9月の台風21号によりインフラ、家屋や工場に甚大な被害を受けました。被害を受けられた方には、お悔やみを申し上げます。また生々しい映像が焼き付いていますが、関西国際空港への橋に船がぶつかり島と対岸の交通が遮断されました。インバウンド客の玄関口の関西国際空港の将来性に不安がよぎった事を思い出します。暗いニュースでした。

 然しながら、11月23日にパリでのBIE総会で、2025年のEXPO開催地として大阪が決定し、最後は明るいニュースに歓喜を致しました。多分私は、自分の人生に於いて、日本でのEXPOに3回参加を致します。最初は1970年の大阪EXPOです。テーマは、「人類の進歩と調和」でアメリカ館に月の石が展示をされました。2回目は2005年の愛知EXPOです。テーマは、「自然の叡智」で、トヨタパビリオンでロボットが自由に動いている姿を目にしました。2025年の大阪EXPOのテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」で発信される未来社会がどの様な社会か興味が有るところです。

 一方東京では、2020年にオリンピック、パラリンピックが行われ大きな注目を集めています。関西に於いて、2025年までに他にイベントが無いかと言われれば、イベントは目白押しです。まず本年6月には大阪でG20サミットが開催されます。世界に大阪の優れた都市機能とお持て成し文化を発信するチャンスです。9月には日本全国でラグビーワールドカップが開催され、神戸と大阪のラグビー場が使用されます。そして11月には、我々の上部団体の全国住宅産業協会の第50回記念全国大会が大阪で開催されます。北海道から沖縄までの会員約1,000人がこの大阪に集結します。この大会は、当協会にとって大切なイベントです。また、大阪は統合型リゾートのIR誘致を行っており、本年末にはその場所が決定します。それも大きなニュースです。2021年5月には、ワールドマスターズゲームズが関西で開催され、世界各国より人々が訪れます。関西ではイベントが目白押しでこれは、地域経済の活性化は勿論の事、引いては我々の事業である不動産・建築業の発展に繋がるものと思います。関西には地の利が有ります。皆さんと一緒にこの関西を盛り上げようでは有りませんか。

 さて昨年の当協会での活動の一つをご紹介したいと思います。一昨年に立ち上げた政策委員会で「空き家問題についての政策提言書」を取りまとめました。副題として、「次世代への問題の先送りを関西から止める」という壮大な副題です。耐震性また少エネルギ―対応の住宅を提供しなければならないと言う条件の基、少子高齢化の状況下造れば空き家が増えると言う、相反する命題を抱かえるパラドックスに遭遇する難しい問題です。野村総研は、2033年には空き家が2,166万戸に達し、空き家率は3件に1件の30.4%と想定しております。もはや待った無しの課題です。大阪府住宅まちづくり部様とは、その提言書の説明会の場を作って頂き意見交換会を行いました。今年は更に我々の提言書を色々な機関に説明をし、提言の実現に努力する所存です。その提言書には、我々中小企業が生き残る術も入っております。

 最後に私の今年のテーマは、昨年に引き続きChallenge & Evolutionです。挑戦と進化です。AIとIOTとGlobalizationの急速な発展で常に新たな事に挑戦しなければならずまた、昨日までの事は,更に進化しなければなりません。 本年も皆様方のご指導・ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。


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