一般社団法人 関西住宅産業協会

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理事長ご挨拶

ご挨拶

一般社団法人 関西住宅産業協会 理事長 福井 正順

 皆さん、新年おめでとうございます。

 本年は、元旦に能登半島で大きな地震が発生し、次の日には羽田空港で飛行機の追突事故が起こりました。お亡くなりになられた方に謹んで哀悼の意を表し、被災された方に心よりお見舞いを申し上げます。1月15日の常任理事会で被災地向けの支援として義援金をお届けする事を決議致しました。一刻も早い復興を望んでおります。

 株式市場では、年明けより日経平均がバブル期以降の高値を更新し、バブル期の過去最高高値の3万8957円44銭の更新も視野に人って来ております。2020年よりコロナ禍での人、物の移動の制限が無くなり、大きくその移動が始まり実態経済が大きく前進するんだという事の期待値の現れだと思います。然しながら、会員の皆様は、それを実感として感じておられるでしょうか。ウクライナとロシアの戦争が長期化する中、木材や鉄鋼やセメントの価格の上昇、またそれに加えー挙に進んだ円安により更なる原材料費の高騰が我々の業界を苦しめております。

 この様な状況が4年ほど続いておりますが、協会員の方々の事業意欲が怯むことなく、問題点を共有し、その解決に向かっての真摯な議論や協会活動が活発に行われている事は、当協会が誇れる事で有ると思っております。政策委員会で2018年より取り組み始めた「空き家問題に関する解決策としての中古住宅の価格の評価の是正」への対応に関して、我々の提言を国土交通省様もご理解を頂き、昨年度より地域金融機関との協議に入られています。政策委員会では、関西地域が抱える問題を全国住宅産業協会と一緒に引き続き関連省庁に働きかける所存です。

 さて、「いのち輝く未来社会のデザイン」のテーマの関西大阪万博の開催まで、後454日です。150か国余りが参加するこの万博が、関西の地が出発として、時代を切り開く新たなイノベーションを巻き起こし、未来への希望を世界に示すものになればと思っております。また、この万博を契機として関西の発展を切にねがっています。

 今年の干支は、「甲辰(きのえたつ)」です。辰(たつ)とは、龍の事ですが、十二支では、唯一空想上の生き物で、他は実在の生き物です。皆様方と一緒に、その龍の持つイメージを想像し、力強く天にも羽ばたき、飛躍する一年にしていきたいものです。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。



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