一般社団法人 関西住宅産業協会

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理事長ご挨拶

2023新年のご挨拶

一般社団法人 関西住宅産業協会 理事長 福井 正順

 新年を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。

コロナが日本で最初に発見された2020年1月15日から4年目を迎えました。ワクチン接種も進み、昨年よりウイズコロナの流れが生まれ、協会の行事におきましても、リアルな会議を行い、多数の会員の方が参加をされました。矢張り我々の業界はリアルな会合が如何に大事であるかという事を実感致しました。

国際情勢を見ると、ロシア・ウクライナ問題、また米中摩擦、北朝鮮のミサイルの発射など地政学的なリスクの高まり、また世界的なインフレを背景とする金融政策の転換など、社会、経済の不透明感が増しております。現在は、今まで経験したことが無い歴史の転換期とも思われます。

一方、その影響を受け我々の業界は、急激な円安や供給制約よる木材や鉄鋼等の原材料価格の高騰、サプライチェーンの停滞による給湯器などの製品供給の遅延の問題等、不確実性の高い厳しい一年でした。

今後は、先ほどの問題に加え、2050年のカーボンニュートラルに向けた取り組み、またAIやIOTの急速な発展とグローバル化によるDXの取り組みなど大きな課題が有ります。これらの課題に対しても、関係各位のご協力を得ながら、協会として取り組んでいきたく思っております。

2年後の2025年は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとした大阪・関西万博が開催されます。関西が大きな飛躍の年になるでしょう。ここ関西には、明るい未来が有ります。

今年は、兎年です。兎は大きな耳で多くの情報を集め、その後ろ足で大きな跳躍をすることが出来ます。今年は、正にこの兎の様に、多くの情報を集め、この難局を果敢に跳躍をしようでは有りませんか。

最後に、会員企業の皆様の益々のご繁栄とご健勝をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。



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